わざとらしくセピアにしてみました。新しく古い楽器が手元に来ました

続きはカラーでお見せします



はい、こちらが新しい古いバイオリン、通称「おじいちゃん」です
普段楽器や物に名前つけたりするの好きではないのですが、今回はやむなく、です



本来、バイオリンですとこのfホールから覗ける位置に製作者や年度、産地等が
書いてあるラベルが貼られるのですが、この人にはそれがなく、代わりに紋章のような物が
刻印されているだけです



良識ある前所有者や工房の方の助けを借りて調べたところ、どうやら1900年前後に製作された
個体らしいです。ってことはざっと100年以上前の楽器です。
最初に見て、触ったときはさすがに緊張しました。この楽器今壊れたらもう作り直せないんですもん
100年分の重みが詰まった楽器は、不思議と軽くて細身なシルエットしてます


スクロール、渦巻きとも呼ばれるヘッド部分の装飾です。この部分は音に直接関係ないのですが
何故か製作者は気合を入れる場所でニコニコ、この楽器も気合の入った装飾が施されています。
ぺグの穴が広がっているので少しぺグが突き抜けてますね
もう少ししたら空け直したりする事になるかも知れません。って何年も先の話ですが


この楽器を大きく印象づけているのがヘッド裏のこの装飾です。一部彫刻がなされる木肌が出ています
なんでもここは「名札」の役割をするところらしくて、多くの個体はここに音楽大学の名前が、それも
「コンセルヴァトワール」(パリの国立音楽院、漫画でのだめが通ってるとこ)と書かれているそうです

100年前、とはいえ相当年数保管されていたようで健康状態は良好、ですが肝心の鳴りとしては
まだまだ弾き込む事が必要で、僕の手元でさらに男前になってくれれば、と願っています
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